弊社は〝海外引越受託業〟として１９９０年８月に発足しました。創業当初より地震災害の減災に取り組み、海外引

     越荷物の配達業務の一環として家具転倒防止器具の設置を積極的に推進して参りました。阪神・淡路大震災以降は、
     
     社会のニーズにお応えして引越業務に限定せず首都圏にお住まいの皆様方に幅広く家具転倒防止施工サービスをご提供
     
     させて頂いております。


     １９９５年１月１７日に発生した兵庫県南部地震（阪神,淡路大震災）では ６，４３４名もの尊い人命が奪われ、
     
     その８割以上が 家屋倒壊・家具転倒などによる圧死・窒息死 によるものと検証されています。

     その後も、宮城県北部地震・十勝沖地震・鳥取県西部地震・新潟県中越地震・福岡県西方沖地震，能登半島地震，
     
     新潟県中越沖地震・東北地方太平洋沖地震（2011年3月11日）など震度５強以上の地震が相次いで起こり、日本
     
     が「地震列島」であることを改めて痛感させられます。

      
     マスメディアの報道等により、首都直下大地震の発生が危惧される昨今、殆どの皆様が、いつでも起こり得る大惨事に少な
     
     からず恐怖を抱いているのではないでしょうか？首都圏に生活されている皆様が安心して仕事に専念し、また快適なプライベ
     
      ートタイムを享受できますよう災害に強い住環境の整備を今後とも積極的にサポートしてまいります。

      
      大地震では部屋の中で家具が転倒し、中身の食器などが部屋全体に散乱します。その結果、足のけがを誘発して避難行
      
      動を阻害します。冷蔵庫・ピアノは早い速度で移動してテレビや電子レンジが宙を飛ぶという考えられない現象が起こります。
      
      弊社では海外引越荷物の配達時、大型家電の設置や家具据付の際に転倒防止器具の設置をお勧めしております。固定
      
      されていない大型の家具や電化製品等は、地震の際に思わぬ凶器になります。

      家中の家具をすべて固定しようと思うと、結構大きな負担になります。そこで、お客様が選択された危険性の高い3アイテム

     （箪笥・食器棚・テレビなど）に無料で転倒防止策を施します。引越荷物を受け取るところから転倒防止に取り組んでみて

      はいかがでしょうか。

      まずは、① いつも寝ているところ（Bedroom） ② いつも居るところ（Living Room）③ いつも使うところ(Kitchen)

      などから危険性をイメージしてみましょう。地震で倒れても危険が少ないよう、家具の置き方を工夫してみる方法もあります。

      首都直下地震を止めることはできません。いつか必ず起きます。今日、明日にも起こるかも知れない地震に備え、その対策を

      できるところからはじめてください。